個人塾経営の日々ーコツコツとのんびりとー

小さな個人塾を経営しています。ゆっくりのんびりと生徒とむきあいたいです。

無職で学習塾を設立した話。-その8- 初イベント初授業

折込チラシを出しても反応なし、どうすれば良いのか悩みまくるわたし33歳無職は、妻の助言から、無料体験授業イベントをすることを決意した。予算が底をつきながらも、2000部追加して、チラシを配布した。

 9月8日、第二弾となる折込チラシを2000部配布した。内容は、9月16日に無料体験授業イベントをするよ!というもの。その1日はとても長く感じた。電話ににらめっこするものの、反応はない。

 もうだめかなぁ、と思ったものの、ホームページのアクセス数がすこーしだけ伸びた。googleアナリティクスによれば、コース・料金のページを読んでくれているようだった。興味を持ってくれる人がいる。それだけでも、嬉しかった。

 ちょくちょくと、アクセスが伸びてはいるものの、その後1週間、誰からも連絡が来なかった。イベント前日の朝、もうダメかと思ったわたしのスマホがなった。メールでの参加依頼だった。

 中学1年生のお母さんからのメールで、息子が今度英検準2級を受ける予定だから、試験対策をしてほしい、という内容だった。中学1年生で、英検準2級という非常にレベルの高い生徒さんが、無料体験授業に来てくれる。期待と裏腹に、自分の力が試されるようで、少し頬がこわばった。

  その後、夜にもう1人から申し込みがあった。中学三年生で、受験を控えているが、英語だけが苦手、ということだった。

  英語が得意な生徒と、苦手な生徒のふたりのために、それぞれ授業をすることになった。

  授業に自信はある。あとは、生徒さんに入塾してもらうだけだ、と意気込み、早めの睡眠をとった。

 

 つづく