個人塾経営の日々ーコツコツとのんびりとー

小さな個人塾を経営しています。ゆっくりのんびりと生徒とむきあいたいです。

無職で学習塾を設立した話。-その7-鳴らない電話、そしてイベント開催へ

生まれて初めてのチラシのデザインで四苦八苦するわたし33歳無職は、なんどもチラシ訂正しやっとこさ新聞折込に成功、しかし、、、

 8月23日に、折込チラシを2000部配布した。予算の都合で、大手新聞社の朝日新聞や読売新聞を使うことができず、地方新聞を中心として配布することになった。

 生まれて初めての折込チラシ、電話がくればいいなぁと真新しい塾の中で待つ。待つ。待つ。しかし、いっこうに電話がなることはなかった。

 あせった。このまま、誰にも知られることなく、塾をたたむことになるのかなぁ、と机の上においたパソコンをにらめっこしながら考えていた。

 それから、1週間待ち続けるも、全く問い合わせはなく、不安な日々が続いた。家には、身重の妻がいるし、弱音を吐くことはできない。ここで何かしなければ、と悩み続けるわたしの様子を見た妻が、ふと「イベントをしよう!」といったのだ。

 無料授業イベント、普通の無料体験授業と何が違うってわたしが、妻に等と、「日程日時を設定することで、興味を持った人が行ってみようかな、この日しかないのかな、なんて思ってもらうという戦略で。それに、一度に多くの生徒さんと触れ合うことができるんじゃない。」とのことだった。

 もう後がない、お金もない、わたしにとって、考えている時間はない。ということで、すぐさま折込チラシを作成し、またまた予算の都合で、2000部という少ない部数ではあるが、配布に踏み切ったのだった。

 無料体験イベントは、9月16日に決めた。折込チラシの配布は、その1週間前の9月8日に決定した。

 9月8日、わたしは不安な朝を京都で迎えていた。このチラシの配布により、学習塾運営は大きく動き始めた。

 

つづく